ある日、ぽつりと旦那が、「もうお前とはいっしょに暮らしていけない」などと言い出した…
「自由になりたい」「ひとりになりたい」「家で安らげない」などと言って、離婚を迫ってくる旦那。
……でも、本当にそうでしょうか?
普段からケンカが絶えなかった、生活のリズムが合わなくてお互いにストレスになっている……といった、前兆があるならば、まだわかります。
でも、特にお金に関してうるさく言った覚えはない、旦那が帰ってきて安らげるように努力もしているのに、急に「離婚したい」と言い出したのなら……。
もしかして、ほんとうの理由はあなた(妻)ではないかもしれません。
なぜならば、旦那が「離婚したい」というとき、浮気相手といっしょになりたい、という場合が、ままあるからです。
今回は、「離婚したがる旦那と、その理由」について、紹介します。
離婚したがる旦那……離婚したい理由はなに?
それでは具体的に、旦那が離婚したがる理由はなんでしょうか。
その理由は数多くあれど、どれもなんらかの前兆、心当たりがあるのではないでしょうか?
1.生活習慣や性格の不一致
旦那が離婚したがる理由でよくあるのが、「性格の不一致」です。
趣味が合わない、話が合わない、会話が成り立たないなどで、イライラして離婚を切り出すパターンです。
旦那が急に会話を打ち切ったり、ため息をついたりしてわかりやすく不満をあらわにしているなら、お互いの性格が合わないと考えているのかもしれません。
また、ささいな生活習慣の違いのストレスが積み重なって、離婚を決意することもあるようです。
2.お金の話がストレスになる
夫婦として、家族として生活していると、避けられないのが「お金の話」です。
「家計が苦しい」「お金が足りない」など、旦那につい愚痴をこぼしてしまっていませんか?
共働きならともかく、大黒柱として旦那がお金を稼いでいる場合、こちらはそのつもりがなくとも、お金が足りないと嘆かれると、「お前の稼ぎが少ないからだ」と責められている気持ちになってしまいます。
そのことが精神的なストレスとなって、離婚を切り出すに至ったのかもしれません。
3.セックスレス
他に、離婚の原因になるのは、「性生活の不一致」です。
男性の生活における性生活の重要性は、女性が思うよりも比重が高いものです。
「そんなことで?」と思うかもしれませんが、結婚をしていて、妻が相手をしてくれないとなったら、発散する場所がありません。
妻がスキンシップを拒んだり、セックスを拒否するせいで愛情が薄れ、離婚したくなる男性もいます。
心当たりがないのに旦那に離婚を切り出されたら
他にも、離婚を決める理由としては、「家にいると安らげない」「妻が精神的に不安定で八つ当たりされるのがストレス」「妻の浪費癖が耐えられない」といったものがあります。
もし心当たりがあるのなら、反省して謝罪し、指摘された箇所をなおすように努めることで、旦那は戻ってくるかもしれません。
しかし、心当たりが全くない。
旦那から指摘される「離婚原因」にも、全く納得がいかない。
という場合は、もしかしたら……「旦那の不倫」が原因かもしれません。
離婚原因のひとつとして、必ず挙げられるのが、「異性関係」の問題です。
つまり、他に好きな人が出来たから、別の人と再婚したいから、あなたとの離婚を望んでいます。
その場合、「あなたと離婚したい理由」はすべて詭弁です。
もちろん、言っていることは嘘ではないのでしょうが、それが本当の理由ではないのです。
だから、言われたところを治しても、旦那は考え直してはくれませんし、戻ってきてもくれません。
もし旦那がすでに浮気相手と関係を持っていて、離婚したいと言ってきているのならば、まず、浮気相手と別れさせる必要があります。
その場合は、一番手っ取り早いのは、浮気相手の身元を調べ、旦那との浮気の証拠を掴み、話し合いをすることです。
もし浮気の証拠が手に入れられれば、場合によっては裁判で慰謝料を手に入れることができますし、「今後二度と旦那には会わない(会ったら違約金を払う)」などと誓約してもらうことも可能です。
浮気相手と完全に別れさせ、旦那の目を覚まさせてから、やっと、旦那との建設的な話し合いがスタートするのです。